こんにちは。 えまです。
私の大学時代は3度の飯よりファッション命でした。
服代、美容代を捻出するために、食の優先順位は最下位。レタスなどの葉類は高いため、野菜はもやし、お腹を満たすために豚肉などの安いお肉を中心とした食生活でした。
一番初めに訪れたのは、体重の増加…。好き放題食べて、野菜も食べず、まかないのパスタで服代を稼ぐ日々。
そんなに服、海外旅行、友達との遊びに全力を注いできた大学時代は当然貯金は0円。
クレジットのヘビーユーザーで、引き落とし残高が借りず、UFJ銀行からお金を借りる始末…。
もともと家計簿を書くことや、お金について調べることは好きだったので家計管理はしていましたが、”つけること”で満足し、一向に貯まらない…。
春頃新しい家計簿ノートや手帳を購入し、家計簿だけは夏のセール頃とともにおさらば。
本当にひどい学生時代でした。でも、全く後悔していません。学生時代でないと、あんな長期の休暇を使ってヨーロッパなんて行けなかっただろうし、服好きで原宿や青山に通いつめて、かっぺには念願のSHIMAのカットモデルもさせてもらいw
無駄に新宿や原宿をロイロイしてました。
服を見直すきっかけ
私のきっかけは、社会人です。
当時、ZIPPERをはじめとする古着ブームで、渋谷のFlowerに通い詰めていました。
そう、私のあこがれは泉ちゃん★
お店にいると、雑誌に載っている有名人が普通にいることが、かっぺの私には衝撃でした!
なので、古着をメインとした服でクローゼットはあふれ放題…
社会人になると、こんな服は土日しか着れない…。ということで、キレイ系に転換することにしました。
それと同時に社宅へ引っ越し。
着ない服は思い切ってリサイクルショップへ(所持品の9割を占める)。売れないものは全部捨てる。
この思い切りな行動が、私の服すっきり計画のきっかけでした。
その後何度かクローゼットに服が増えることもありましたが、今は以下を意識して行動することとしています。
自分の「着ない服」ルールを見出す
服がいくつあっても、次から次へ湧いてくる欲望…。
クローゼットに服が溢れてるのに、決まって思うことは「着れる服がない…」
そこで気づいたことは、
・値段が高く普段使いにはもったいない服
・洗濯するとしわしわになって着るのに抵抗がある服
・毛玉がつきやすい服
・重たいコート
・少し汚れがついているけどまだまだ着れる(と思っている)服
・コーディネートで合わせづらい服
・他の人と被っている服
・おしゃれだけど痛い靴
・重たいバッグ
など、自分の中で着たがらないモノが分かってきました。
そこで実施したことは、軍資金をもって妥協せずにお気に入りにクローゼットにする!計画です。
お気に入りのクローゼット計画
私は、まず気に入らない服だから、次々と物欲が溢れてくるんだ…と気づきました。
自分で妥協できるところ、妥協できないところを決めて、軍資金をもってお気に入り探しを始めました。
この軍資金は結構な金額。給料1か月分や、2か月分、などと決めてお気に入りに揃えてきました。
私の場合、コート、カバン、財布はハイブランドが好き。+5歳を意識して買うようにしていました。
カバン…セリーヌ、MARNI
財布…シャネル
コート…ドゥーズィエム クラス、HYKE、ENFOLDなど。
あとは妥協する。
このルールで1年かけてほしいものを揃えてきました。
それ以来…なぜか自分の中の最上級のお気に入り(+5歳を意識しているので)結構飽きもこないで使用しています。
社会人になり、ふらっと一人で海外に行ったことがあります。
その時に、マルニのバッグを買いました。
特に一番人気デザインでもなかったし、口コミを見て買ったわけでもないし、店員にオススメされたわけでもないけど、コレいい!と思って自分軸で買ったからこそ、今でも飽きずに大切に使っています。もうすぐ10年目。
ヒトに左右されることなく、もの選びをするとあれこれ浮気することなく、無駄にデパート通いや、ショッピングがなくなりました。
こちらの3種類のkeyucaハンガーを使っています★
コート用、パンツ・スカート用、Yシャツ用の3種類使ってます。
セールも慎重、無駄買いしない
昔の私では考えられませんが、断捨離以来、セールであれこれ買って失敗することが本当になくなりました。本当に自分の欲しいものを厳選して買うことで、結果飽きずに長持ちするということに気づきました。
※ユニクロなどは絶対セール時に買いますが、必要なものを必要な数だけ、を意識。
育休中にはメルカリで500点くらい服やバッグ、小物などを売ってきました。
いくら使っていたのか怖くて調べられませが…
もう、一気に片付けるならzozo買取や、その場で買取してくれるトレジャーファクトリー、地元のリサイクルショップなどがオススメです。
ユニクロはエコリサイクルで不要なユニクロの服を回収してくれますし、H&Mなどはクーポンと交換してくれます。
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メルカリの方が高く売れますが、手間も時間もかかります…
zozo買取は、値段がつかないものもあります。
満たされないと買い続ける
着やすい服、トレンドすぎない服、ベーシックな服など、自分なりに満足度の高い衣類に出会うことで、どんどん買い足すことがなくなりました。
服を買うとき即決しない
どうしてもそれが欲しいとなったとき、一旦店を出て考えお茶する、zozotownなら次の日まで考えるなど一旦時間を置くことをオススメします。
私は、当時流行っていたアクネのマフラー3万円相当がどーしても欲しい!と思う時がありました。インスタでも大流行りでしたからね。
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店に行くまでは、絶対買うと意気込んで行きましたが、なぜ買わなくて済んだか。
私は買うときにそれではいけないか?をよく考え、デメリットを探します。
・3万円もする
・マフラーが大きくて巻く時が大変
・自宅で洗えない…?メンテナンス大変…
・冬しか使えない⠀
↓
結果買わずに済みました。本当にそれでなきゃいけないのか、というのをしっかり考えるようにしています。
価値観は人それぞれ=自分軸を大切に
貯金が増えたな、と実感している最近。
そのきっかけになったのは、自分軸を見つけることができたから。
それまでというと、インスタなどのSNSに振り回されて、何を思ったのか、家計管理アカウント前はお洒落アカウントを目指していましたよw
笑えますね。ほんと。
ACNEのマフラー、APCのハーフムーン、マルジェラの靴、これを揃えているとお洒落にみられるから、そうだ、買おう!なんて完全自分を見失っていましたよ。
→結果見に行ったけど買いませんでしたが。
とりあえず、ACNEのマフラーとチャックテイラーのコンバースを履いておけばお洒落になれる、と勘違いしていました。
30代に入り、お洒落とは何?について考えるようになりました。
奇抜で個性的な服装でなくても、シンプルで黒髪でもお洒落に見える、そんな人になりたい、と思えるようになりました。
昔はブランド頼りでしたが、その概念をまずは替えました。
そのためには、お洒落インスタグラマーのアカウントをすべて外し、何を思ったのか、今度は自分が割と好きだった家計管理アカウントを始めるようになりました。
こっちのほうが等身大でいられる、そんな気がします。
いつもハイセンスな服を並べて「#置き画」のハッシュタグに疲れていたので…w
今は、毎日日替わりの服でもないし、髪色も黒。
それでも、幸せだし、充実しています。
家計管理アカウントを始めて、常々思ってきたことがあります。
暮らしを整えていく上で、基準となるのはいつもMUSTとWANT。
MUST…絶対必要なもの
WANT…あればいいもの、なくても大丈夫なもの
これは、あくまでも私の価値観です。ファッション業界に努めている方はそうはいかないでしょうし、人に見られる仕事をしている方は、毎日同じ服というわけにもいかないと思います。
昔はこだわりまくっていましたが、今はGU、ユニクロもかなり活用しています。ハイブランドに身を包まなくても、イキイキとしていますw
私は「自分軸」ということを意識しています。
100人いると100通りの暮らしがあり、みな自分軸が違います。
また、同じ人でも、年代によって自分が大切にする基準が変わってきます。
これは年代によって変わるものであり、家庭の状況(子供の有無、パートナーの有無)などで妥協すべき点が人によって異なると思います。
だからこそ、人に合わせる必要はなく、自分なりに妥協できるPOINT(=自分軸)を見つけることが大切。
私は、学生時代3割家賃、7割を遊びや服代に費やしてきたので、この服に対する意識改革ができたことに自分自身驚いています…。
毎月のように髪色を変えていた私が黒髪になり、年3回くらいしか美容院にいきません…。自分で「え?!」という感じです。
靴も1か月毎日履き替えられるほどあったのに、両手で収まる靴の量に。ヒトって変われるんです。
- 着ない服、持たないバッグ、履かない靴の自分ルールを探して断捨離(1年以上着ていない、サイズが合わない、しわになりやすい、毛玉ができやすい、高くてもったいない、使用頻度が低い)
- 軍資金でお気に入りのクローゼットを作る
- 妥協して買わない、+5歳を意識すると、長持ちする
- 人の軸はどうでもいい、自分軸で整える
- 人のマネはしない、自分が本当に気に入ったものが最後は残る
- メリハリが大事。高いものと安いもので。