ブログにご訪問いただきありがとうございます、えまです。
わたしは、節約=欲をいかにコントロールできるか?いっても、過言ではないと思っています。
その欲のコントロール術が私も身についてきたので、過去の経験を振り返ってどうやったかをお伝えできたら、と。
昔の私は妥協なし
田舎から状況してきたので、東京はキラキラ輝いていました。雑誌にのっている有名SHOPが電車で行ける距離にあってすぐに買えたり、有名サロンも近場にあり、オシャレなカフェもあり、東京からなら乗り継ぎなしで海外まで行けたり…
高校卒業で東京旅行に来た時は、スタバの前で記念撮影したくらいwスタバもオシャレスポットの1つでしたね。
そんな私なので、とにかく東京が楽しくて、あらゆる欲をコントロールすることなんて到底無理でした…。
コントロールできない欲
これはあくまでも私の例ですが、私がコントロールできない…いつも欲に負ける…と感じていたポイントは以下。
- 衣類への欲
昔はzipper系といわれるような古着MIXを着ていました。
毎週末のように原宿、下北沢、青山、代官山…へ繰り出していましたね。
古着は1点もの、巡りあわせでいいものに出会えたら二度と会えない、と思い買ってました。気づけば…家のクローゼットは山のように服であふれ、似たような服ばかり。
- 美容への欲
昔はデパコスが大好き。
ブランドがついていると、なんかオシャレになる気がする、これを使っている自分ってなんか素敵…とバカのように勘違いしていました。が、当時の私は気づくわけもなく、ヘアケア商品からネイルまでほぼブランドで揃え、買いまくってましたね。
- 旅行への欲
大学時代は、とにかく旅行に行きました。初めて海外に行ったのも大学。私の田舎からだと、一回大阪や東京などを経由しなければ海外に行くことができませんでしたが、東京ならぴゅ~~んと海外へ直行便で行けるからとても身近に感じられました。大学時代なので、少し安いシーズンに行けるとはいえ…海外旅行は1回行くと30万…いや、お土産代などを入れるともっとかかったと思います。
- カフェへの欲
なんなんでしょうね、ことあるごとにお茶をしまくってました。
当時は私の中でカフェブームで、オシャレカフェにいったのをひたすらインスタにUP。誰へのアピールなのか…。
- 有名サロンでカットしたい欲
当時、Blocという美容院の美容師がこぞって雑誌に掲載されており、この人に切ってもらいたいな~という欲が止められず…、わざわざ通っていたのですが、その値段がめちゃ高い!カット・カラー・パーマ・トリートメント・指名料等で3万くらい…。感覚がマヒしていましたが、なんか別に高いとも思っていませんでしたね。
妥協していたところ
唯一妥協していたのは「食への欲」くらいでしょうか。
夜はほぼバイト先のまかないでしたが、バイトがない日の私の食事は超適当。
野菜はコスパが悪いから、安いお肉とご飯、麺類がメイン…。
こんな食生活だったから、本当に太ってしまいました…。
いくら「服」とか「美容」とかにお金をかけていても、肌荒れもするし、太るしで、着飾るモノだけ満足してましたが、それを身に着ける私自身はとんでもなかった…。
社会人になって気づいた欲のコントロール
そんな私が大きく変わったのは社会人になってから。「さすがに貯金をしなきゃ」、と思ったのと、「迷惑をかけていた親に恩返しをしていきたいな」、と思ったのが大きな理由です。
断捨離する
とにかく着ない服はどんどんと断捨離していきました。
古着は残念ながら二束三文…ほとんどのものが売れずに捨てました。
ブランド物も1割になればよし、…本当にもったいないな、と思いつつ、社会人になって使わなさそうだ、と思ったものは地元のリサイクルショップにすべて売りに行きました。(当時はメルカリもなかったので)
ということで、社会人で新しく社宅に入るにあたり、モノの見直しを徹底しました。
こんな服あったんや…と、見たこともない服もあったし、めっちゃ似た服も。
全くクローゼットを把握できてなかったです。
そうやって、使ってないコスメも断捨離していきました。
予算を決める
学生時代の私に一番欠けていたのは「予算の上限がない」ということ。
入ったバイト代全額使ってよし、という感覚だったので、クレジット決済は10万~20万も当たり前…。
常に貯金は0ギリギリ。クレジット引落し額が足りずにお金を借りたことも…。
社会人になり、一般財形をするようになって強制的にお金を貯めるという仕組みに出会いました。
一般財形は、引き出す手続きがめちゃ難しく、めんどいので、なるべくならここから引き出したくない…となると手元に残ったお金でなんとかやりくりしなきゃ…。
この先取り貯金に出会ったのが大きなターニングポイントだったのかと。
給料ー先取り貯金=使っていいお金
この使っていいお金を固定費や変動費に振り分けていくわけですが、そこでようやく「予算」という概念が生まれました。
この予算の中でやりくりしなければ、と思うことで、物欲がコントロールでき始めました。
慎重に買う
そこで、服を一からほぼ買いなおしたわけですが、「慎重に、お気に入りを買う」ということ。
古着はせいぜい高くても5,000円以内がメイン。2,980円とか、1,980円とか…。買ったものの、飽きてすぐ着なくなる、なんてことも多々ありました。
でも、会社に着ていく服となると、少しイイものを、と思い慎重に買い揃えていきました。
クローゼットが満たされてくると、次から次へと湧き出る物欲が自然とコントロールできてきました。きっと大学時代の私のクローゼットは服の量は山ほどあったけど、長く着たい、と思える服ではなかったんですね。
まとめ
私が行った手順としては、
- 断捨離して真に必要なモノ、モノの量を見極める
- 予算を決める、予算が足りなければ翌月繰越しや、他のところの支出の見直しも必要。
- 慎重に買う、安いからと言って飛びつかない、人に左右されてないか?本当に自分が欲しいものか?などいったん考える
私は特に服や美容に浪費がすごかったですが、人によってはインテリアとか、器とか、こだわりたいポイントが違うと思いますが、すべてをこだわるのではなく、こだわりたい軸のメリハリが大切だと思っています。
すべてMUSTではなく、WANTに寄せられるとことはとことん寄せる。
真のMUSTに費用をつぎ込むと、満足度が高くなると感じています。